今回は「テカテカ肌」(テカリ肌)と「ツヤツヤ肌」(ツヤ肌)の別れ道の話をしたいと思います。
「お肌がテカテカしてる」と言われるのと、
「お肌がツヤツヤですね」と言われるのでは、どっちが嬉しいですか?
ほとんどの方は「ツヤツヤ」が嬉しいでのはないでしょうか?
テカテカは何となく油ギッシュで、僕のようなおじさんの肌のイメージを抱いてしまいます。
実は、スキンケア方法によって、テカテカ肌になるか、ツヤツヤ肌になるかは変わってきますし、テカテカ肌の人もツヤツヤ肌になることは十分に可能です!
まずは、テカテカ肌とツヤツヤ肌の見え方の違いをおさらいします。
テカテカ肌とツヤツヤ肌の見え方の違い
最も大切は要素は「光の反射」です!
光の反射には、
・鏡面反射
光が「一方向」に反射する
・拡散反射
文字通り光が「多方向」に拡散する
の2つがあり、この反射の仕方によって、どっちの肌に見えるかが決まります。
テカテカ肌の人は、鏡面反射が大部分で、「拡散反射が少ない」と言われています。
ツヤツヤ肌の人は、鏡面反射と拡散反射の「両方が多い」と言われています。
という事は・・・
テカテカ肌の人には拡散反射を増やしてあげれば良いのです!
では、どうすれば拡散反射を増やすことができるのか?
ツヤツヤ肌にする方法
それは、お肌の「水分量」を増やしてあげれば良いのです!
そのためには、『水中油型(O/W)』のクリームを使いましょう!
水中油型とは、化粧品を製造する際の乳化(水と油を混ぜる)の方法のことで、水の中に油が浮いている状態のことを言います。
(反対に、油中水型とは油の中に水滴が浮いている状態です)
「水中油型のクリーム」はお肌に水分を与えながら、油分でその水分をキープする力に優れていますので、「拡散反射を増やす」ことが可能です!
テカテカ肌の人は、油分を敬遠してクリームなどの油分の多いアイテムを「あまり使わない」場合がありますが、実は水中油型のクリームであれば「むしろ使った方が良い」のです!
テカテカ肌からツヤ肌への脱却を目指す人には、是非とも水中油型のクリームをお勧めしてみて下さい。
ちなみに、お取り扱いのクリームが水中油型なのか?を調べる方法は、手にクリームを厚めに塗って、その上から水を垂らしてみて、簡単にクリームが流れると水中油型です。
(クリームがなかなか流れないと油中水型です)