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BJオンラインサロン
はじめました!

レチノールにはこんな働きもある!

今回は「様々な肌トラブル」にお勧めの化粧品成分をお伝えさせていただきます!

 

その成分は『パルミチン酸レチノール』です!

 

パルミチン酸レチノールとは?

レチノール(ビタミンA)を「安定化」させるためにパルミチン酸という高級脂肪酸をくっつけた成分のことで、「安定型ビタミンA誘導体」と呼ばれます。

 

レチノールの特徴を挙げていきます。

 

①ヒアルロン酸の産生を促進する。

レチノールは「シワ改善」化粧品の有効成分として国の認可を受けています。

(資生堂さんのリンクルショットなど)

そのメカニズムは、真皮にあるヒアルロン酸を生み出すことで、お肌にハリを与えるというものです。

 

②ターンオーバーを促進する。

お肌のターンオーバーを促進することで、メラニン色素の排泄や、毛穴の詰まりを解消して、シミの改善やニキビを予防したりしてくれます。

レチノールのターンオーバー促進効果によって、お肌が赤くなってしまう場合がありますが、パルミチン酸レチノールは刺激が少ないので安心して使えます。

 

③皮脂分泌を抑える。

皮脂腺の働きを弱めることで、過剰な皮脂分泌を抑えて、毛穴詰まりやニキビを予防できます。

 

④表皮に厚みを持たせる

表皮に厚みを持たせることで、バリア機能が強化されたり、乾燥による小ジワを防ぐことができます。

 

ここまででも「様々な肌トラブル」にパルミチン酸レチノールがお勧めな理由をお分かりいただけたかと思いますが、ここから「もっとすごい働き」をお伝えします。

 

そもそも、あらゆる肌トラブルの原因の1つは「紫外線」ということは何度もお伝えしております。

 

紫外線は、シミや日焼けだけではなく、シワ、たるみ、毛穴、ニキビの原因でもあります。

 

また、紫外線は細胞のDNAを損傷させることで、「老化」の原因にもなりますし、さらに紫外線によって免疫細胞の働きを弱めてしまうことも分かっています。

 

つまり、「様々な肌トラブル」を引き起こすのは紫外線ということです。

 

レチノールの話に戻ります。

 

レチノールの隠れた効果とは?

実は、レチノールには「細胞を紫外線から守る」という働きもあるのです!

 

実は、お肌に十分な量のレチノールが蓄積されている場合には、「SPF20」くらいの働きがあるという報告もあります。

 

つまり、十分な量のレチノールをお肌に塗るとSPF20の日焼け止めを塗っているのと同等と言えます。

 

レチノールには、シワ改善、ニキビ予防などの直接的な効果だけではなく、様々な肌トラブルの原因である紫外線からお肌を守ってくれる働きがあるのです!

 

素晴らしい成分ですよね?

 

これが、お勧めの理由です!

 

レチノールの注意点

この話だけを切り取ると、日焼け止めを塗らなくても良いと受け取られてしまうかもしれませんが、日焼け止めはしっかりと塗りましょう。

 

・日焼け止めを塗り忘れた

・2時間おきの塗り直しが無理な時

・ちょっとだけ外出した時

 

などに「パルミチン酸レチノールが配合された化粧品を付けていたら安心ですよ!」という風に解釈していただけると嬉しいです!