「韓国コスメってどうなんですか?」というご質問をいただくことがあるので、今回は韓国コスメを取り上げたいと思います。
ただ、韓国コスメってひと事で言っても、様々な化粧品(何千種類)がありますので、1つずつ解説する訳にはいきませんので、「日本の化粧品」と「韓国の化粧品」の違いをお伝えします。
有効成分の審査基準の違いがある
化粧品の主役と言えば、プラセンタ、ビタミンC、ナイアシンアミド、肝細胞培養エキスなどの有効成分(機能性成分)ですよね?
この有効成分は、「化粧品に配合していいかどうか」の審査が国ごとにあります。
実は、日本では審査の基準が非常に厳しく、韓国は審査が甘いという特徴があるのです!
日本は有効成分の「効果」よりも「安全性」を優先するお国柄で、韓国は「安全性」よりも「目新しさ」を優先するお国柄です。
※日本の有効成分の効果が低く、韓国の有効成分は安全性が低いという訳ではなく、あくまでもその様な「傾向」にあると解釈して下さい。
なので、韓国では「カタツムリのエキス」や「ヘビの毒エキス」なんかも承認されるので、目新しさから日本でも非常に注目されて、その結果、韓国コスメが話題になるという好循環が生まれます。
また、韓国の「美容大国」というイメージから化粧品も話題になりやすいのかもしれません。
日本はどうしても審査の基準が厳しいので、目新しい成分をなかなか使うことが出来ないので、話題になりヅラいと言えるでしょう。
日本と韓国はどっちが優れているのか?
では、実際に日本の化粧品と、韓国の化粧品を比較したらどうなのか?
国際化粧品技術者会連盟(IFSCC)という世界49ヵ国が加盟している世界最大の化粧品の業界団体があります。
この団体では化粧品や皮膚の最新研究が発表され、世界の化粧品技術者や皮膚科学の専門家達が成果を競っているのです。
そして、国際化粧品技術者会連盟では、国別の技術力ランキングを毎年発表しています。
日本は何位だと思いますか?
2021年度の最新ランキングを発表します!
第5位:イギリス
第4位:韓国
第3位:アメリカ
第2位:フランス
そしてっ!
第1位は??
もうお分かりですよね。
第1位:日本✨
なんです!
化粧品は国によって使える成分の規制などがありますので、一概に全ての化粧品を比較する訳にはいきませんが、技術力では日本が「世界No.1」なんです!
韓国コスメや欧米のブランドコスメもいいですが、日本の化粧品は世界1位なので、是非とも自信を持って沢山のお客様にご提案して下さい。
大切なお知らせもあります
ちなみに、僕が書いた「化粧品の論文」が、香粧品科学研究開発専門誌「フレグランスジャーナル」に掲載されたことは以前にお伝えさせていただきました。
世界1位の日本の化粧品技術者の方々も、このフレグランスジャーナルを読んで、化粧品開発の参考にしています。
実は・・・
僕が書いた論文が韓国語に翻訳されて、美容大国に渡りました!
日本人だけではなく、韓国人もキレイになってもらえると嬉しいです✨