皮脂ってお肌をテカテカにしたり、ニキビの原因になったり、メイク崩れを起こしたりするので、嫌われがちなイメージがありますよね?
では、「皮脂は本当に悪者なのか?」を検証したいと思います!
皮脂には良い働き、悪い働きがある
そもそも皮脂には、
・細菌やウイルス、花粉などの異物の侵入を防いでくれる。
・お肌内部の水分の蒸発を防いでくれる。
・お肌を柔軟にしてくれる。
といった非常に「良い働き」があるのです。
でも、皮脂の分泌が「過剰」になると、先ほど挙げた、
・お肌をテカテカにしてしまう。
・ニキビの原因になる。
・メイク崩れを起こす。
といった残念なことになります。
結局、皮脂はお肌の敵なのか?味方なのか?どっちなんでしょう?
お肌のメカニズムから考える
お肌のメカニズムを考慮すると、皮脂はお肌の味方です!
皮脂は元々お肌に存在する「皮膚常在菌」によって、
・グリセリン
・脂肪酸
に分解されます。
そして、脂肪酸によって、お肌は「弱酸性」になります。
実際に、皮脂が多いお肌は「弱酸性」で、皮脂が少ないお肌は「アルカリ性」に傾くことが研究で分かっています!
お肌が弱酸性であれば、
・潤う
・引き締まる
・ターンオーバーが正常化する
という良い状態になります。
反対に、
お肌がアルカリ性であれば、
・乾燥する
・たるむ
・炎症を起こす
という残念な状態になります。
つまり、皮脂には
・細菌やウイルス、花粉などの異物の侵入を防いでくれる。
・お肌内部の水分の蒸発を防いでくれる。
・お肌を柔軟にしてくれる。
そして、
・潤いを与える
・引き締める
・ターンオーバーが正常化する
という働きがあるのです。
何となく嫌われがちな皮脂を、好きになって頂けたのではないでしょうか?
皮脂のマイナス点を補う方法
最後に、皮脂のマイナス要因を防ぐ方法をお伝えします。
・お肌をテカテカにしてしまう
→保湿成分がたっぷり入った化粧水を多めにつけましょう!
・ニキビの原因になる
→日焼け止めをしっかり塗って、抗酸化&抗炎症成分をお肌に与えましょう!
・メイク崩れを起こす
→すみません、メイクは詳しく無いので、皆さんでお考え下さい💦
という訳で皮脂分泌が多くなる季節になってきましたが、皮脂はお肌の味方なので、あまり嫌わないであげて下さい!というお話でした。