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BJオンラインサロン
はじめました!

ファンデーションの「SPF」をそのまま信じてはダメですよ!

今回は、ファンデーションの「SPFの数値をそのまま信じてはダメですよ!」というお話をさせていただきます。
 
ちゃんと紫外線ケアをしているのに日焼けしてしまった・・・。
とか、
SPFが書いてあるファンデーションを塗ってるから大丈夫!と思っている方は絶対に読んでみて下さい!
 

まずはSPFのおさらい

SPFは紫外線のUV-Bをどのくらい遮断できるかの「目安となる数値」のことですよね?
 
この数値はマックスで「SPF50+」まであり、なにも塗っていない時と比べて、50倍以上の紫外線量を防ぐことができるという目安になります。
 
そして、化粧品会社が日焼け止めを発売する際には、外部の検査会社に委託して、このSPFの数値を算出してもらうことで、日焼け止めにSPFを明記することが出来ます。
 
この時に大切なことは、検査をする際に「どの位の量」の日焼け止めを塗ってSPFの数値を算出しているかを知ることです。
 
実際の検査では、1㎠あたり2mg(クリーム状の場合)を塗ってSPFの数値を出しています。
 
1㎠あたり2mgと言われても、あまり想像がつきませんよね?
 
この数値をお顔に日焼け止めを塗る量に換算すると、
・パール粒2個分
・一円玉2枚分
を目安にするように言われており、この量を塗らないと日焼け止めに書かれているSPFの数値を出すことは出来ません!
 
でも、この量の日焼け止めをお顔に塗ると、かなり「厚塗り」になってしまうことから、実際には日焼け止めを塗る量は「かなり少ない」と言われています。
 
※日本皮膚科学会の調査では必要量の3分の2程度しか塗られていないそうです。
 
なので、
「絶対に日焼けをしたくない!」
「シミを作りたくない!」
という方は、ご自分が思っている以上に日焼け止めを「厚塗り」しましょう。
 

ファンデーションのSPFとは?

前置きが長くなりましたが、本題の「ファンデーションのSPF」の話に戻ります。
 
実は、日焼け止めだろうが、ファンデーションだろうが、SPFの「検査方法は全く同じ」です!
 
という事は、ファンデーションのSPFを算出する際も「1㎠あたり2mgの量」を塗る必要があるということです。
 
ファンデーションでこの量をお顔に塗ると、「めちゃくちゃ厚塗り」になってしまいます!
恐らく、この量を塗ろうとすると、お顔に馴染まないと思います!
 
多くの方はファンデーションが「お顔に馴染む量」を取って使用されているかと思いますが、SPFの観点から言うと、この量では「全然足りない」ということです。
 
恐らく、必要量の半分以下かと思います。
 
なので、ファンデーションにSPF50と書いてあっても、実際にはSPF20以下しかないと思って下さい!
SPF30と書いてあっても、実査にはSPF10くらいしかないと思って下さい!
 
いずれにしてもファンデーションのSPFは、「めちゃくちゃ厚塗り」にした場合の数値で、実際に塗る量では「全然足りない」ということです。
 
SPF50+のファンデーションを使っているから大丈夫と思っている方、に、今回の情報をお伝えしてあげて下さい。