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はじめました!

意外と知られていないビタミンCの真実

今回は、ビタミンC(サプリ)のとっても大切なお話をさせていただきます。

これを知らないと、ビタミンCの効果が出ないどころか、悪影響を与えてしまうという話です。

 

活性酸素を知る

ビタミンC(サプリ)には様々な効果があるのはご存知の通りですが、その中で最も有名な効果は「抗酸化」だと思います。

抗酸化とは、体内で発生する「活性酸素」という凶悪な酸素を「無毒化」して、体を守る働きのことを言います。

 

では、この活性酸素を少し深掘りしていきましょう。

活性酸素には「徐々に凶悪化していく」という特徴があります。

(変身していくイメージです)

 

具体的には、

スーパーオキシド

過酸化水素

ヒドロキシラジカル

という流れで変身していきます。

 

スーパーオキシドから過酸化水素になり、最終的にヒドロキシラジカルになるのですが、ヒドロキシラジカルは非常に凶暴で、細胞膜など様々ななものを「酸化」(錆びつかせる)させてしまうのです。

 

なので、抗酸化成分を摂取して、細胞膜などを酸化から守る必要があるのです。

 

ビタミンCの抗酸化メカニズム

元々、体内には活性酸素から体を守るための「抗酸化酵素」というものがあります。

 

スーパーオキシドには「SOD」という酵素があり、スーパーオキシドを「過酸化水素」と「酸素」にします。

そして過酸化水素には「カタラーゼ」や「グルタチオンペルオキシダーゼ」という酵素が、過酸化水素を「酸素」と「水」に分解します。

 

ここで覚えていただきたいのは、SODはスーパーオキシドから「過酸化水素」にするという事で、そのままだと過酸化水素はヒドロキシラジカルに変身してしまうので、カタラーゼやグルタチオンペルオキシダーゼが大切なのです。

 

では、ビタミンCの抗酸化作用はどのようなものでしょうか?

ビタミンCの抗酸化作用は、SODと同じで、スーパーオキシドを「過酸化水素」と酸素にするというメカニズムです!

なので、カタラーゼやグルタチオンペルオキシダーゼも必要ということです。

 

ただ、カタラーゼなどは常に体内に存在しているので、ビタミンCとカタラーゼなどの働きによって活性酸素から体を守ることが出来ます。

 

知っておくべきビタミンCの話

活性酸素(スーパーオキシド)は「ストレス」などの影響で大量に発生してしまいます。

大量のスーパーオキシドを無毒化するために、大量のビタミンCを摂取すると、「大量」の過酸化水素が作られてしまうのです!

 

通常は過酸化水素が作られても、カタラーゼなどが無毒化してくれますが、大量の過酸化水素が作られてしまうと、カタラーゼが足りなくなり、一部の過酸化水素が凶暴なヒドロキシラジカルになってしまいます。

 

つまり、大量のビタミンCを摂取すると、ヒドロキシラジカルが作られてしまうという訳です。

 

では、ヒドロキシラジカルを消去してくれるものは無いのでしょうか?

 

実は、ビタミンE(トコフェロール)には、ヒドロキシラジカルを消去してくれる働きがあります。

なので、ビタミンCを「大量」に摂取する場合は、ビタミンEも一緒に摂る必要があるのです!

 

今回は難しい話になりましたが、お伝えしたかった事は、「ビタミンCとビタミンEは一緒に摂りましょう!」ということです。

飲み合わせって大切ですね!!