元々はアトピーだった宮田哲朗です。
なので、アトピーや敏感肌の方には刺激の少ない化粧品を選んでいただきたいと心から思っています。
という訳で今回は、「敏感肌の方が化粧品を選ぶ際に知っておくべき事」を投稿させていただきます。
大前提として、化粧品各社はお肌に刺激がある成分を「あえて」配合することは有り得ませんので、この投稿は特定の化粧品を批判する訳ではありませんし、不安を煽る目的では無いことをご承知置き下さい。
まずは化粧品の構造のおさらい
化粧品の殆どのアイテムは、
① 水性成分
② 油性成分
③ 界面活性剤
の3つのベース成分で作られており、多いものではこれら3つのベース成分で90%以上を占めています。
そして、3つのベース成分の中でも最も配合量が多いのは、「水性成分」になります。
・クレンジングクリーム、ミルク、ジェル
・洗顔類
・化粧水
・ジェル
・乳液
・クリーム
・シャンプー
・コンディショナー
など殆どのアイテムで、「水性成分」が最も配合量が多いです。
という事は・・・。
化粧品に配合されている「水性成分」の中で、「刺激がある成分」を知っておくことが大切です!
刺激が懸念される水性成分
・DPG
・PG
・エタノール
配合量が多いと刺激が懸念される水性成分
・1.2-ヘキサンジオール
・ペンチレングリコール
・カプリリルグリコール
※これらの成分は殺菌作用もあるので、防腐剤無添加や防腐剤フリーの化粧品に高濃度配合される場合が多い。
敏感肌の方はこれらの成分に気をつけていただきたいです!
今回お伝えしたいこと
化粧品に記載されている「全成分表示」を確認して下さい。
全成分表示は「配合量の多い順番に記載する」というルールです。
つまり、
上記の成分が、全成分表示の「2番目までに書かれていない化粧品」を選ばれることをお勧めします!
※原液や美容液に関しては、当てはまらない場合がありますのでご注意下さい。
最後に・・・
今回の内容はあくまでも「敏感肌」の方に気をつけていただきたい事ですので、普通のお肌の方は過剰に気にしていただく必要はございません!
上記の成分でも優秀な成分はあります!
特にエタノールは「有効成分を抽出する際の溶媒」としてや「清涼感」を出すことが出来る優秀な成分でもあります。
ちなみに、敏感肌の人に「お勧め」の水性成分は、
・グリセリン
・BG
です!
どんな人にも相性が良いグリセリンやBGのような存在に、僕もなりたい・・・。