検索検索 ナビゲーション

サロン会員

初めての方へ ログイン

BJオンラインサロン
はじめました!

有効成分が多いと効果が出る理由を、具体的に説明できていますか?

特定のメディアからは評価されている宮田哲朗です。
(自分で言ってしまうのはヤバい人です・・・😅
 
 
僕のブログ(このコラムと同じことを書いています)を読んで下さり、
先日、医療系メディアから「月2本の美容コラム」の連載依頼を受けた後に、別の美容系メディアからの依頼もあったのですが、本業に支障が出るのでお断りしました。
 
(医療系メディアのコラム連載はお受けしたので、その情報は改めてお伝えさせていただきます)
 
 
こんな僕の拙い文章を呼んで、雑誌の取材やコラムの連載などの依頼をしてくれる会社が、まだまだあるみたいです。
 
 
さて、今回は【化粧品に配合されている有効成分の量が多いと、何で効果が出やすいのか?】を具体的にお伝えさせていただきます。
 
 
まずは、化粧品の構造のおさらいをします。
 

化粧品の構造

化粧品の大部分は、
・水性成分
・油性成分
・界面活性剤
の3つの「ベース成分」が占めています。
 
 
多いもので95%、少ないものでも70%以上をベース成分が占めています。
 
 
このベース成分に、
・有効成分
・安定化成分
などを配合して、化粧品は作られます。
 
 
 
ここからが本題です。
 
 
多くの有効成分は、皮膚に「浸透」して効果を発揮するものなので、当然ながら有効成分は浸透させた方が良い場合が多いです。
 

化粧品を浸透させる方法

ホームケアにおいて浸透させる方法は、
・皮膚を温める
・毛穴をキレイにして導入経路をつくる
・油性成分と混ぜる
・ラップ効果を使う
など、色々あります。
(有効成分の種類によって、方法は異なりますので、その点はご了承下さい)
 
 
上記も大切ですが、ご自身またはお客様がお使いの化粧品が【塗るだけ】で、浸透させることが出来るものなら一番いいですよね?
 
 
では、塗るだけで浸透させることが出来る化粧品の「選び方」とは?
 
 
少し専門的になりますが・・・
 
 
ベース成分の中に有効成分が溶けきっていると、皮膚透過性は低くなります。
反対に、有効成分が不安定な(飽和している)場合は、皮膚透過性は高くなります。
 
 
つまり、ベース成分の中に「有効成分が沢山配合されている」化粧品は、浸透されやすいと言えます。
 
 
そんな当たり前のことを!と言われそうですが、もう少しお付き合い下さい m(__)m
 
 
有効成分が「どの位」配合されているのか?という情報を出している化粧品会社は少ないです。
実際に、ご自身がお使いの化粧品に有効成分が「どの位」配合されているかを知っている人も少ないと思います。
なぜなら、化粧品会社は有効成分の配合量を表に出さない場合が多いからです。
 
 
では、どうやって有効成分の量を見極めるのか?
 

有効成分の配合量の見極め方

化粧品に【1%くらいしか配合しない成分】を知っておくことです!!
 
 
実は、有効成分の配合量が1%以上というのは、かなり有効成分を配合していると言えます!
 
 
有効成分が1%以上配合されていると、ベース成分内に有効成分が不安定な状態(飽和している)になりますので、皮膚透過性は高くなると判断できます。
(全ての化粧品に当てはまる訳ではなく、あくまでも目安としてご理解下さい)
 
 
では、化粧品に1%くらいしか配合しない成分とは?
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・植物エキス
(これ以外にもありますが、この3つを覚えておくだけで充分です)
 
 
「全成分表示」を見て、有効成分が上記の成分よりも【前】に書かれている化粧品を選んで下さい!
その化粧品は、皮膚に浸透しやすく、効果を発揮する可能性が非常に高いです!
 
 
是非とも試してみて下さい!