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カルノシン

カルノシンとは

カルノシンとは、19世紀末に肉のエキスから見つかった成分で、肉の中でも、とくに鶏肉に多く含まれています。

また、哺乳類の筋肉や神経組織にも多く存在しています。

天然のカルノシンはLカルノシンといわれていて、化粧品については、カルノシンとしてβアラニンとヒスチジンからできているペプチド(イミダゾールジペブチド)が配合されています。

カルノシンに期待できる効果について

カルノシンは、配合されている化粧品を使用することで肌の老化である糖化や酸化を防ぐ効果が期待できます。

肌の糖化とは、食事などから糖分を多く摂取してしまうことで、余分な糖分が肌のたんぱく質と結びついて、コラーゲンやエラスチンを壊すなど細胞を老化させてしまうことです。

糖化が進むと、肌にシワができたり、たるんできたり、シミ、くすみができやすくなります。

また、身体の糖化がすすむとAGE(糖化最終生物)という物質が発生し、内臓などの体内細胞に悪さをして、動脈硬化や白内障、アルツハイマーなどの可能性が高くなるといわれていますが、カルノシンは、このAGE(糖化最終生物)を分解して、体外に排出してくれる効果にも期待できます。

肌の酸化とは、物質と酸素が結びつくことで、活性酸素が多く発生してしまうことです。

酸化がすすむと、肌細胞がダメージを受けるため、シミが濃くなったり、シワやたるみがひどくなったりします。

カルノシンは、自ら皮膚のたんぱく質と結びつくことで、コラーゲンやエラスチンを糖化や酸化から守ってくれることから、肌の老化予防に効果的な成分といわれています。

カルノシンの副作用について

カルノシンは、1度に800mg以上摂取することで、外部からの刺激がないのにもかかわらず、ヒリヒリしたりチクチクしたりするなどの感覚が生じる感覚異常が現れることがあります。

ただ、一般的な化粧品にはそれほどの量は配合されていないため、副作用の心配はないといわれています。

最後に

カルノシンには即効性はないですが、2012年には、カルノシンを2カ月間服用することで、肌のシワが改善されたという研究結果が発表されていますので、カルノシンが配合されている化粧品は長く使用することがおすすめされています。

また、サプリメントや肉、うなぎから摂取することで疲労回復効果や運動能力を高める効果も期待されています。