岩盤浴とは
岩盤浴とは、天然の鉱石や岩盤と呼ばれるプレートに、保温や健康、ダイエットやデトックス、美容につながると言われる熱を加え、そのプレートの上に寝転がりながらリラックスして過ごす温浴の健康法として知られています。
岩盤浴のプレートからは、遠赤外線が放射されているため、冷えが気になる身体を芯まで温め、発汗を促しながらダイエットやデトックス、リラクゼーションやストレス解消などに一役買ってくれます。
岩盤浴は温泉や高級露天風呂のように身近でありつつも贅沢な温浴法となり、小さな子どもからお年寄りまで、老若男女すべてに親しまれています。
岩盤浴に期待できる効果とは
岩盤浴は、プレートの種類によって、マイナスイオンを発生し、心身の健康・美容につなげる温浴施設が多数展開されています。
専用の衣類を着用して20～30分程度じっくりと身体を温める岩盤浴には主に、
- 発汗作用によるデトックスや毛穴の汚れの洗浄
- お肌の水分量が増え、乾燥肌のケアや肌質のバリア機能を高める
- 岩盤浴でかく汗は天然の美容液とも呼ばれ、お肌にツヤを与える
- 体温の上昇により、身体の免疫力や抵抗力を高める
- 冷え性の改善や予防
- 温熱や発汗作用によって新陳代謝が活性化し、痩せやすく太りにくい体質に導く
などの効果が期待できると考えられています。
岩盤浴は多くの現代人が求める美容と健康、ダイエットの効果・理想を叶える温浴法でもあり、今後もニーズが高まることが予想されています。
岩盤浴とサウナの違いについて
岩盤浴とサウナは、一見同じような温浴法に見られることがありますが、いくつもの違いがあります。
サウナの入り方は基本的に、裸または身体にタオルを巻いて入る方法が一般的ですが、岩盤浴は温泉施設に備えられている専用の衣類を着用したり、場合によっては私物のTシャツ・短パンなどを持参して入る方法となっています。
サウナは身体の表面を温める作用に優れているものの、その効果は時間の経過とともに薄れていくと考えられています。
代わって岩盤浴は、身体の表面から深部にかけてをじっくり温めるため、長時間の保温作用が期待でき、サウナに比べると空気がさっぱりとしているため、暑さに弱い体質の人にでも心地よく過ごすことができます。
またサウナは、皮脂腺からの発汗を促す作用があり、岩盤浴の場合は皮脂腺・汗腺両方からの発汗を促すため、デトックスやダイエット、美容や健康の効果がサウナよりも高いと考えられています。