ストーンセラピーとは
50℃~60℃に温めた石(ホットストーン)を、背中や腰、足、手などに置いたり、オイルを塗布した石を全身に滑らすようにマッサージしたりするトリートメントです。
つるつるに磨かれた玄武岩を温めて使用することで、遠赤外線効果で身体の芯まで温めてくれます。
この温熱効果と石の重みで筋肉の緊張をやわらげ、血液やリンパの流れを促進し、さまざまな身体の不調を改善に導いてくれます。
ホットストーンに対し、大理石などを使用したコールドストーンもあり、石を用いたトリートメントを総称して「ストーンセラピー」といっています。
ストーンセラピーの期待できる美容効果について
ホットストーンの遠赤外線効果で、身体の芯から温めることができるので、血行が良くなり代謝もアップします。
マッサージ効果も加わると、リンパの流れも改善し、老廃物の排出も促進されます。
ストーンセラピーによって、肌のくすみや肌あれが改善される美肌効果や、むくみの解消、ダイエットにも効果が期待できます。
ストーンセラピーの温熱効果とマッサージ効果で、筋肉がほぐれ、血行やリンパの流れが促進されます。
冷え性の改善、肩こりや腰痛などの改善に効果があります。
身体を温めることで免疫機能がアップし、病気になりにくい体質への改善も期待できます。
ホットストーンをお灸のようにツボに置いて温めると、内臓機能が正常化され、便秘や生理不順など、さまざまな身体の不調も解消できます。
適度な温かさとマッサージのやさしい刺激で、自律神経のバランスを整えることができるので、リラクゼーション効果も高いです。
また、自然のエネルギーを持っているホットストーンのパワーで、心身のエネルギーバランスを整えるヒーリングの効果があるといわれています。
ストーンセラピーの施術方法について
50℃~60℃に温めたストーンを、背中を中心に、冷えがあるところやツボにあたるところにストーンを置いていきます。
身体が温まってきたら、ストーンは置いたまま、オイルを用いたハンドトリートメントやオイルをなじませたストーンでトリートメントを行います。
ストーンセラピーの注意事項について
ストーンセラピーには特に副作用はありません。
身体が温まり、血流が促進されるので、高血圧症や心臓疾患、血栓症や静脈瘤など血管の疾患、がん、糖尿病で治療中の人は、病状が悪化する可能性があります。
施術を控えるか、かかりつけ医に相談するようにしましょう。
また、オイルを使用してマッサージをするので皮膚トラブルのある人は、施術の際には注意が必要です。
施術後は、発汗が増え、老廃物の排出が促進されるので、しっかりと水分補給をしましょう。
身体を冷やさないためにも常温の水がおすすめです。