高周波

高周波の期待できる美容効果について

高周波は、エステの施術ではラジオ波(RF)ともいわれていて、肌を奥から均一に温める機能です。

高周波を肌に当てることで、体内の分子が振動すると「ジュール熱」が発生するので、肌の奥から温めることができます。

体温を上昇させて、皮下2cmほどの奥からじんわりと温めていくのが特徴で、さらに、真皮の繊維芽細胞を活性化させてコラーゲンの生成を促進することが期待されています。

そのため、顔の高周波の施術では、

といった効果に期待でき、身体の施術では、

といった効果に期待ができます。

このようなことが期待できる高周波は、一般的にエステサロンで使用されている0.4MHz～1MHzの高周波となっています。

ただ、出力を低くすることで、医療機関で使用されている4MHz以上の高周波を使えるようにした機器もまれにあり、周波数が高くなることで、皮下脂肪をやわらかくしたり、ニキビ菌を撃退することにも期待されています。

また、高周波は、体内の酵素が活性化することでも痩せやすい体質になることが期待されています。

高周波の施術は、主にエステサロンで行われますが、家庭用ダイエット機器や美顔器などにも搭載されているので、自宅でも試すことができます。

高周波の施術は、施術をする部位に専用のジェルを塗ってからハンドピースを当てて肌を温めていくものと、ジェルを塗らずにそのままハンドピースを当てて、肌を温めていくものがあります。

高周波は、自宅でも試せる施術ですが、エステサロンで使用されているものよりも力が弱くなっています。

そのため、エステサロンと同等の効果を期待して自宅用の機器を使用すると、それほどの効果が得られないことがほとんどです。

また、高周波は、痩身機器に搭載されていて、エステサロンにおいても痩身メニューに取り入れられていますが、高周波そのものでは脂肪燃焼の効果がないので、高周波単体では痩せることはできないといわれています。

高周波は、顔の場合は肌のハリの向上に期待ができ、痩身効果については、代謝を上げて、痩せやすい体質に導く機能となっています。