大豆イソフラボンとは
大豆イソフラボンは、大豆に含まれるポリフェノールの一種です。
ポリフェノールは老化の原因の活性酸素を抑制し、アンチエイジングにも良いとされています。
女性らしさや美肌効果を期待して、意識して摂る方も多いでしょう。
これは大豆イソフラボンが、女性ホルモンの「エストロゲン」と似た働きをするためであり、美容・健康に役立つ成分として非常に注目されています。
大豆イソフラボンの効果について
大豆イソフラボンは、若々しいお肌つくりをサポートします。
ターンオーバーを正常に整え、お肌の弾力を支えるコラーゲンを増やすため、潤いとツヤのある美肌が期待できます。
また年齢によって低下した女性ホルモンのバランスを整え、更年期障害によるトラブルや乳がんの予防にもつながるということがわかっています。
大豆イソフラボンの1日の摂取量について
大豆イソフラボンの摂取量は、1日70〜75mgが上限とされます。
日本食には昔から大豆が多く使われており、大豆イソフラボンを比較的摂取しやすい環境にあります。
下記主な含有食品ですが、どれも馴染み深いものばかりではないでしょうか。
- 納豆1パック(45g):36mg
- 木綿豆腐1 /2丁(150g):42mg
- 調製豆乳(200ml):42mg
- 大豆煮豆(30g):13mg
大豆イソフラボンのサプリがおすすめな方は?
近年は食の欧米化が進み、大豆イソフラボンを十分に摂取できていない方もいらっしゃるでしょう。
まずは自分の食生活でどれだけ大豆イソフラボンを摂取できているか把握することが大切です。
そのうえで食事では足りない量をサプリで補うことが、適切な量を摂取するコツとなります。
また「女性ホルモンに似ている」と聞くと、男性はあまり取らないほうが…と思われるかもしれません。
大豆イソフラボンによる「女性化」もよく取り上げられる話ですが、実際は問題ありません。
むしろ、前立腺肥大症の予防や男性更年期の緩和にも効果を発揮するので、男性にも安心して摂っていただきたい成分です。
大豆イソフラボンの過剰摂取について
大豆製品がお好きな方やサプリを摂っている方の中には、過剰摂取を心配されている方がいるかもしれません。
確かに過剰摂取(1日150mg摂取を5年継続)することで、子宮内膜増殖が見られたというデータが有ります。
しかし、この実験は通常の2倍摂取し続けた結果であることから、過度に心配することはないと考えます。
適切な量を摂取して、ぜひ健康に役立てください。