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アガリクス

アガリクスとは

「アガリクス」は、ブラジル原産のハラタケ属に分類されるキノコの一種です。正式名称は、「アガリクス・ブラゼイ・ムリル」で、日本では「ニセモノツカサ」「ヒメマツタケ(姫松茸)」と呼ばれることもあります。

アガリクスは、その健康作用が世界から注目を集めており、日本でも健康補助食品に分類されるサプリメントがいくつも販売されています。

アガリクスの健康作用は?

アガリクスが注目を浴びる最大の理由は、「ガンの発生予防」が期待されているからです。私たちのカラダでは毎日のようにガン細胞が発生していますが、それでもガンを発症しないのは、「免疫細胞」がガン細胞を退治してくれているからです。

アガリクスは、白血球の中でも「マクロファージ」や「ナチュラルキラー細胞」と呼ばれる免疫細胞を活性化することで、ガン細胞を壊死させる効果が報告されています。アガリクス自体がガン細胞に効果的と言うよりは、ヒトの自己免疫機能を賦活化することで、ガンを予防する効果が期待されているのです。

また、研究によっては「糖尿病」や「脂質異常症」の予防と改善効果が見られたとの報告もあります。ただし、アガリクス成分はあくまでも「健康補助食品」であり、医薬品等のように国が効能効果を認めた成分ではないので、この点はご留意ください。

アガリクスに含まれる成分は?

アガリクスは、βグルカン・ビタミンB群・ミネラル類(カリウム・カルシウム・マグネシウムなど)・アミノ酸が主な成分になります。

なかでも「βグルカン」は、数あるキノコ類の中でも最多の含有量を誇り、先ほどお伝えした「免疫活性作用を介したガン予防」を発揮する主成分になります。

アガリクスの副作用は?

キノコのの一種であるアガリクスは、日常生活で食べられる食品群と同等のものであり、重篤な副作用は報告されておりません。ただ、一部の消費者においては、肝機能障害との関連が報告されているので、もともと肝臓に不安を抱える方は注意が必要と言われています。

また、平成18年頃には、一部のアガリクス製品に「発がんを促進する効果」が認められたことが大きな問題になりました。これは、「ラットに摂取目安の約10倍のアガリクスを与えたところ、発がんを促進する作用が認められた」という研究結果をもとに公表された結果です。ただし、これはあくまでも動物実験に基づく結果であり、ヒトへの健康被害は報告されておりません。加えて、当時販売されていた3製品のうち、発がん作用が確認されたのは1製品のみで、即座に販売中止と回収がなされました。
現在流通するアガリクス製品には、発がん作用の報告はありませんので、ご安心ください。