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はじめました!

カテキン

【カテキンとは】

「カテキン」は緑茶の渋み成分であり、ポリフェノールの一種です。カテキンにもさまざまな種類があります。「エピカテキン(EC)」、「エピガロカテキン(EGC)」、「エピカテキンガレート(ECG)」、「エピガロカテキンガレート(EGCG)」と4種類存在しています。この4種類の、カテキン成分にはさまざまな効果があります。実際に、カテキンの摂取が、糖尿病の改善や認知症の予防、脳梗塞リスクの低下などを防ぐ効果があるのではないかという、研究結果が出ています。ほかにも抗菌や抗ウイルス成分があるとされ、風邪予防のひとつとして緑茶でうがいをするといいといわれています。

【カテキンの効果】

抗酸化作用

効果の中で、最も大きい作用は抗酸化作用です。人は、精神的・肉体的ストレスを受けたり、紫外線を浴びる、喫煙などにより、活性酸素を作ります。活性酸素は、私達の細胞を錆びつかせ、細胞本来の機能を低下させます。例えば、血管の組織が酸化されると、血管の柔軟性が失われて動脈硬化が起こりやすくなります。その結果、生活習慣病といった病気へ発展していきます。

カテキンは、活性酸素の攻撃を止め、病気に発展するのを防ぐ働きがあります。ビタミンCやビタミンEにも、抗酸化作用があるとされていますが、カテキンはその数十倍になると言われています。カテキンには、活性酸素の発生を防いだり、発生した活性酸素を除去する働きを持っています。活性酸素による「酸化」を抑えることで、細胞の老化を防ぎ、免疫力を保つ事につながります。

・消臭効果
お茶に含まれるカテキンには、強い消臭作用が認められています。
実際に緑茶を使って口腔清拭を行ったことで、以前より気にならなくなり、口内の衛生状態も良好に保たれたという高齢者施設もあるようです。
消臭を目的に、衣類や寝具、おむつ、石けん、脱臭剤などの日用品、ペット用品など、様々な場面でカテキンが利用されています。

【カテキン摂取における注意点】

身近にあり、手軽に飲め、健康をサポートしてくれるお茶ですが、カテキンの摂りすぎには注意が必要です。効果に期待するあまり、大量に摂取すると不調を招くこともあります。

大量のカテキンを摂取すると、カテキンが結合し、タンニンという成分に変化します。タンニンは、酸化しやすい性質を持っており、タンパク質を凝固させるという特徴をもちます。酸化したタンニンはタンニン酸へと変化し、粘膜を薄くしてしまう原因となっている可能性があるといわれています。そのため大量にカテキンを摂取することで、健康をサポートする成分であるカテキンが、身体に悪影響を与える可能性も考えられます。