プロポリス

プロポリスとは

プロポリスとは、ミツバチが樹木やハーブなどと自身の唾液を混ぜ合わせて作った固形物です。

ハチミツとは全くの別物で、ハチミツが働きバチの食料になるのに対して、プロポリスは巣の外壁や隙間を埋めるために使われます。

語源は「プロ＝守る」「ポリス＝都市」から来ていて、文字通り巣を守るために使われる材料なのです。

プロポリスの効果としては以下のものが挙げられます。

・老化防止
・風邪・インフルエンザ予防
・糖尿病予防

プロポリスには抗酸化作用があるフラボノイドが含まれているので、老化の要因となる活性酸素の働きを抑える作用があります。活性酸素が活発に動くと肌を錆びさせて老化を進めますが、プロポリスにはそのスピードを抑える働きがあるのです。

また、プロポリスには抗菌作用もあるので、のどや鼻などの粘膜に塗ることで病原菌などの侵入を防ぐ効果もあります。そのため、風邪をひきにくく、インフルエンザにもかかりにくくなるのです。

さらに、プロポリスにはインスリンの働きを改善する機能もあります。インスリンは血中の糖を代謝することで正常に保つ役割がありますが、糖尿病の人はインスリンの働きが低下しているのです。

プロポリスを摂取するとインスリンの働きを良くするので、血糖値を正常に保って糖尿病を発症しにくくしてくれます。

プロポリスには大きな副作用は報告されていないので、たくさん摂取しても過剰摂取になる心配はありません。古代ギリシャでは薬として人間に使われていた長い歴史があるので、むしろ安心できるものです。

ただし、プロポリスには刺激があるので、胃が弱っている人などが摂取すると下痢などになることがあります。お腹に違和感があるときは摂取を控えてください。

また、ハチ製品にアレルギーを持っている人も注意が必要です。プロポリスはハチの唾液などで作られるものですので、ハチミツやローヤルゼリーなどでアレルギー反応が出た人は摂取しない方がいいでしょう。

仮に摂取をするにしても少量からにし、もしアレルギーの症状が出た場合はすぐに摂取を中止して病院へ行くようにしてください。

プロポリスは薬ではないので、いつ摂取しても効果を発揮します。

ただし、プロポリスののど飴やスプレーを使用するときは、のどに痛みがあるときや人が集まる場所に行く前などに利用すると特に効果的です。

液体やサプリメントで摂取するなら、パッケージに書かれた方法で摂取するようにしましょう。