ガラナとは
ガラナとは、南米アマゾン川周辺が原産で、ムクロジ科ガラナ属のつる性植物のことです。
名前の由来にもなっている南米先住民のグアラニー族を中心に、パワーの源として重宝されてきました。
ガラナの種子を粉末にし、その他の材料を加えて練ったものにお湯や砂糖を加えて飲んでいたようですが、これがのちにチョコレートの製造方法にも活かされているそうです。
ブラジル国民が愛飲するガラナソーダの原料であり、日本でも北海道で古くから人々の生活に根付いています。
ガラナに期待できる効果について
ガラナにはコーヒーの3〜5倍のカフェインが含まれるため、高い覚醒効果があります。
更に、テオフィリンやテオブロミンといった刺激成分や、さまざまな抗酸化物質も含有しており、私たちのすこやかな生活を支える効果が期待できます。
- 心身の疲労回復
- スタミナ増強
- アンチエイジング効果
- たるみやしわの予防
- 新陳代謝促進
- ダイエット効果
- 集中力アップ
- 鎮痛効果
- お通じの改善
- 動脈硬化予防
- 血管拡張効果
- 脳機能の活性
- がん予防
- 生活習慣病予防
ガラナの副作用について
ガラナは米国FDAでも安全性が認められる、非常に信頼性の高い成分です。
したがって適切な量であれば、特に副作用の心配もありません。
ただし、ガラナに多く含まれるカフェインは、過剰摂取によって中毒性や不眠・頭痛などのリスクが指摘されています。
カフェインの感受性が高い方は、適切な量でも健康被害が起こる可能性がありますので、注意して摂取しましょう。
高血圧、心臓病、糖尿病を治療中の方も要注意です。
特に抗凝固剤ワーファリンを服用している場合相互作用の可能性があります。
その他の疾患をお持ちの方も、かかりつけのお医者様に相談のうえ、利用することがおすすめです。
ガラナの摂取方法について
ガラナの推奨摂取量は、ガラナ種子粉末で1〜5gです。
ちなみに、ガラナ1gに含まれるカフェインはおよそ40mgに相当します。
したがって、カフェインを基準に摂取上限を考えると1日400mg、つまりガラナ10gまでが安全に摂取できる量となります。
妊娠中・授乳中の女性はカフェインのリスクを考慮して5〜7g程度にとどめましょう。
一般的には、エナジー飲料として広く用いられているガラナですが、同時に余分な糖分を摂取してしまうことから、サプリを活用して効率的に取り入れることがおすすめです。
日常でパワーがほしい時、集中力を高めたい時、運動する時に利用するといいでしょう。
ガラナを愛用するアスリートも多く、上手に利用すれば最高のパフォーマンスが期待できる、優れたサプリのひとつです。