ロミロミとは
ロミロミとは、ハワイに伝わるオイルを使ったリラクゼーションマッサージです。
ロミロミはハワイ語で「揉む」「押す」「マッサージする」という意味があり、手のひらや腕全体の面を使ってマッサージするのが特徴です。
古代ハワイでは、ロミロミは医療行為の1つと考えられており、選ばれた人しか行うことができない特別な施術でした。
施術の前にお祈りをして、自然エネルギーも利用してマッサージをするというスピリチュアルなところは、古代ハワイから伝わるロミロミならではといえます。
ロミロミの期待できる美容効果について
ロミロミは、手のひらや腕を使って、体重を利用した圧をかけることで、筋肉の深いところまでほぐすことができます。
筋肉がほぐれ柔らかくなるので、血行が良くなり、リンパの流れも改善して老廃物を排出しやすくなります。
血行が改善されることで、新陳代謝がアップし、ダイエット効果が期待できます。
さらに、リンパの流れも良くなるので、デトックス効果が上がり、むくみの解消や美肌にも効果があります。
ロミロミは、筋肉の芯にまで届く深いアプローチをするため、筋肉をほぐして血流を良くするだけではなく、内臓にも働きかけ内臓機能を正常化します。
ロミロミのマッサージで筋肉の緊張がとれて血行が良くなることで、首や肩の凝り、腰痛、慢性的な頭痛、冷え性が改善されます。
内臓機能が高まることで、ホルモンバランスが整う、免疫機能がアップする、疲労回復といった効果も期待できます。
また、ロミロミにはリラックス効果もあるので、気分転換やリフレッシュ、ストレス緩和にもおすすめです。
ロミロミの施術方法について
一般的なロミロミでは、アロマオイルを使って、背中や脚、デコルテなどをマッサージしていきます。
指や手のひらだけではなく、腕やひじまで使って、押したり、揉んだりと圧をかけながらマッサージします。
メニューによっては、ストーンを使用したマッサージを行うこともあります。
ロミロミの注意事項について
ロミロミには特に副作用はありませんが、施術を受ける際には注意の必要な場合があります。
高血圧の人、気管支喘息の人、発熱しているなど炎症がある人は、マッサージをすることで、血流がよくなるので、それによって病状が悪化する可能性があります。
圧をかけてマッサージをするので、骨や筋肉に疾患がある人や、静脈瘤や血栓症など血管の疾患がある人も、ロミロミは控えたほうがよいでしょう。
オイルを使ってマッサージをするので、皮膚に炎症がある人は炎症部位を避けるなど注意が必要です。
使用するオイルに、アレルギーがないかを確認することも大切です。
妊娠している人も、血行が促進されることで胎児や母体に影響が出てしまう可能性があるので、ロミロミを受けることは控えてください。