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グリチルリチン酸2K

グリチルリチン酸2Kとは

グリチルリチン酸2Kとは、シベリア南部、中国西部、中央アジア、東ヨーロッパなどに生殖するマメ科の植物「カンゾウ(甘草)」の根から抽出されたグリチルリチン酸にカリウムを結合して水に溶けやすくしたグリチルリチン酸カリウム塩です。

グリチルリチン酸ジカリウムとは同じ成分を表していて、グリチルリチン酸誘導体ともいわれています。

肌への刺激が少ないため医薬部外品の薬用スキンケア化粧品、シャンプー、育毛剤、歯磨き粉など、幅広く使用されている成分です。

グリチルリチン酸2Kに期待できる効果について

グリチルリチン酸2Kのもととなるカンゾウ(甘草)は、高い抗炎症作用が期待されていることから、「生薬の王」といわれて薬用植物として世界各国で使用されています。

そのため、グリチルリチン酸2Kも高い抗炎症作用が期待されていて、配合されている化粧品を使うことで、赤みの改善、ニキビ予防、肌荒れ予防に期待ができるといわれています。

また、グリチルリチン酸2Kは、肌の基底膜が破壊される原因となる炎症を防ぐともいわれています。

肌の基底膜は、肌の表皮と真皮の間に存在している薄い膜で、Ⅳ型コラーゲンなどのたんぱく質からなり、真皮の細胞を表皮に送り出すうえで重要な役割を果たしています。

また、基底膜がきちんと働くことで、真皮で作られた栄養がきちんと表皮を支えたり、肌のターンオーバーが正常に行われたりします。

そのため、グリチルリチン酸2Kは、肌の健やかな状態を保つことも期待されています。

さらに、グリチルリチン酸2Kは、肌の潤いを保持したりバリア機能を保つといわれているセラミドの働きを助ける効果についても発見されていることから、乾燥肌の改善も期待されています。

グリチルリチン酸2Kの副作用について

グリチルリチン酸2Kは、肌に優しく、刺激も少なく、効果も副腎皮質ホルモンよりも緩やかであることから、化粧品を連続して使用しても、副作用はほとんど無いといわれています。

ただ、漢方薬やサプリメントで1日あたり40mg以上のグリチルリチン酸2Kを摂取することで、むくみ、高血圧、カリウム喪失などの症状が現れる「偽性アルデステロン症」を発症することがあります。

最後に

グリチルリチン酸2Kの効果には、即効性はないですが、高い抗炎症作用が期待できます。

そのため、日頃からスキンケアに取り入れることで肌荒れ知らずになれるといわれています。