ワセリンとは
ワセリンとは、石油で作られた保湿剤であります。ワセリンは薄い膜を肌につくり、水が肌から蒸発するのを防いでくれるものです。石油でできいると聞くと、よくない印象を持つかもしれません。しかし石油は天然成分であるため、高純度に作り上げると肌に良くないものは取り除かれ、赤ちゃんでも使うことができます。また、誰でも手軽に手に入れることができます。
ワセリンの効果について
ワセリンは保湿を主にいろいろな効果があります。ワセリンの効果をいくつか挙げると以下の通りです。
・肌から水が蒸発するのを防いでくれます。水分を肌に閉じ込めてくれるため、保湿効果があります。
・ワセリンが作る膜は、肌を刺激から守ってくれる保護効果があります。肌と衣類の摩擦や空気中に漂っている花粉やホコリから守ってくれます。また、摩擦からも守ってくれます。赤ちゃんのおむつやランニングをする人によく起きる摩擦からも肌を守ってくれる成分です。
以上のように、ワセリンは肌を守ってくれる強い成分です。
ワセリンの副作用について
いくら肌にいいからといって、残念ながら副作用がないというわけではありません。しかし、ワセリンの副作用はほかの成分と比べると、なかなか出ないといわれています。体内にたくさん摂取した場合は、下痢や吐き気がする可能性があります。ただし、少しだけ口についたなどは心配することはありません。ほかの副作用は、肌が弱い方に起きることがあります。肌が弱いと、かぶれることがあります。そのため、心配であれば使う前に二の腕につけて確認してください。
ワセリンの基本的な使い方について
ワセリンの使い方は、1つだけというわけではありません。ワセリンの基本的な使い方はいくつかあります。例を挙げると以下の通りです。
・洗顔をした後や入浴した後に顔から全身までの保湿
・少量のワセリンを唇に薄く伸ばす
・シャンプーをしてドライヤーをした後、髪の保湿や保護として使う
・大人よりも繊細な肌を持つ赤ちゃんのためのスキンケア など
ワセリンの意外な使い方について
ワセリンは、スキンケアなどの基本的な使い方のほかに、意外な使い方をすることもできます。例を挙げると以下の通りです。
・ワセリンとエッセンオイルを混ぜると、練香水を作ることができる
・花粉時に鼻の入り口に塗ると、花粉の侵入を防いでくれる
・ランニング中にランニングウェアと摩擦するときに、ワセリンを塗ると摩擦を防いでくれる