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はじめました!

知っておくべきシワと炎症の深い関係!

今回はシワと炎症の「深〜い関係」をお伝えさせていただきます。
 
美容をお仕事にされてる方は知っておくべき内容かと思います!
 

シワ改善化粧品のおさらい

2016年にポーラさんが日本で初めて「シワ改善」の認可を受けた化粧品を発売しましたよね!
 
以前までは、化粧品においてシワ改善の効果は認められていなかったので、ポーラさんがシワ改善の認可を受けたことは業界内でも驚きの声が上がりました。
 
その後は資生堂、コーセー、カネボウ、花王、P&Gなど大手各社がこぞって、シワ改善化粧品の認可を取り、今ではシワ改善化粧品が一定の市場規模を確保したのはご存知の通りです。
 
このシワ改善化粧品でポーラさんが日本で初めて認可を受けたのは、「ニールワン」という成分で、ニールワンは「好中球エラスターゼ」という酵素を抑える働きがあるというものです。
 
◆好中球エラスターゼとは?
まず、「好中球」とは免疫細胞の一種(白血球の一種)で、主に「細菌」をやっつけてくれる細胞です。
 
この好中球が分泌する「エラスターゼ」という酵素は、真皮に存在するエラスチンやコラーゲンを分解してしまいます。
 
つまり、好中球エラスターゼはエラスチンやコラーゲンを分解して、「シワの原因」になるものです。
 
 
ニールワンという成分は、好中球エラスターゼを抑えることで、シワになるのを防ぐという効果が認められて、シワ改善化粧品が作られたのです!
 
ここからが本題です。
 
好中球は「炎症」している場所に集まってくるという特性があります!
 
何故なら、炎症は外部からの異物(細菌など)の侵入によって引き起こされ、その異物を倒すために好中球が集まるからです。
 
さらに、好中球は炎症によってダメージを受けた部分を分解するために、エラスターゼを分泌します。
(ダメージ部位を元の状態に戻すために、あえて分解している)
 
という事は・・・
 
炎症を起こした場所には、好中球が集まってきて、好中球エラスターゼが分泌されて、真皮のエラスチンやコラーゲンを分解してしまうという事です!
 
実は、炎症を起こした場所だけではなく、傷口にも好中球は集まってきます!
(傷口から細菌が侵入することを予測して集まってきます)
 
まとめますと、
①炎症が起こる
②好中球が集まってくる
③好中球エラスターゼが分泌される
④真皮のエラスチンやコラーゲンが分解されてしまう
⑤そのことでシワになってしまう
という事が今回お伝えしたかった内容です。
 
シワを防ぐには、『炎症を抑える事も大切である!』ということが言えますので、シワになりたくない人には、「抗炎症成分」が配合されてる化粧品をお勧めしてみましょう。