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最新のシミのメカニズム

今回は、美容のプロなら知っておくべき「シミの原因」をお伝えさせていただきます。

 

最新のシミのメカニズム

一般的なシミ(老人性色素斑)は、紫外線がきっかけになる事は周知の通りですが、紫外線「だけ」が原因ではないことを知っておきましょう!

という事で、2020年に開催された「国際化粧品技術者会連盟」で発表された最新のシミのメカニズムをお伝え致します。

 

この研究の元になったのは、「紫外線がシミの原因であれば、紫外線が最も多く当たる場所にシミが出来るのでは?」という仮説です。

 

皆様、顔の中で最も紫外線が当たる場所はどこでしょうか?

 

それは、額です!

でも、額にシミがある人はあまり居ないですよね?

多くの場合は、頬にシミができているので、おかしいですよね?

 

という事は、シミができる原因は紫外線「だけ」ではなく、他の要因もあると考えられます。

 

そこで、シミが多く存在する場所の皮膚を解析したところ、シミを作る「メラノサイト」と、真皮に存在している「神経」が接触しているということが分かったのです!

 

 

そして、メラノサイトと神経が接触することで、メラニン色素が作られるということまで判明致しました。

 

つまり、シミの原因は紫外線だけではなく、メラノサイトと神経の接触も関係しており、額に比べて、頬の方がメラノサイトと神経が接触していることが多いので、頬にシミができやすいということが分かったのです。

 

メラノサイトと神経が接触する原因

通常、真皮に存在する神経はメラノサイトとは接触していないのですが、神経が伸びてくると、メラノサイトと接触してしまいます。

なので、神経が伸びてくるのをストップさせることが出来れば、メラノサイトとの接触を防ぎ、メラニン色素の産生も止めることが出来ます。

 

では、神経を伸ばしてしまう原因は何なのでしょうか?

 

それは、「刺激」です!

 

お肌に刺激を与えると、神経が伸びてきてメラノサイトと接触をしてしまいます。

 

ということは、お肌への刺激を減らす(無くす)ことで、メラニン色素の産生を止めることに繋がり、シミの予防ができると言えるのです!

 

シミに悩むお客様には、クレンジングや洗顔での擦りすぎによる刺激、痛みの伴う美容機器の使用などは止めるようにご指導して下さい!