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はじめました!

日焼け止めは毛穴対策に最も必要なアイテム

何度も何度も「日焼け止め」の重要性をお伝えしていますが、今回は特に「毛穴」に悩む方は、どんな化粧品アイテムよりも「日焼け止めが大切」な理由をお伝えさせていただきます。

 

毛穴が目立つメカニズム

近年、毛穴に悩む方はものすごく増えていますが、毛穴が目立ってしまう原因の大部分は「紫外線」だと言っても過言ではありません!

 

まず、紫外線は波長の長さで、

・UV-B(波長が短い)

・UV-A(波長が長い)

に分けられます。

 

UV-Bは主にシミ(日焼け)の原因で、UV-Aは主にシワ・たるみの原因になるという事は、多くの方がご存知かと思います。

 

でも、それだけではありません。

 

UV-Bには「皮脂分泌を過剰にする」という特徴もあるのです!

 

皮脂は毛穴内部にある「皮脂腺」で作られるのですが、もう少し専門的に言うと皮脂腺の中にある「皮脂腺細胞」という部分で作られます。

 

 

皮脂腺細胞にUV-Bが当たることで、皮脂腺細胞が過剰に増殖してしまい、その結果「皮脂が過剰に作られる」のです。

 

ただ、過剰な皮脂がイコール毛穴を目立たせる訳ではありません。

そもそも皮脂はお肌を守ってくれたり、お肌を柔軟にしてくれたりと大切な役割もありますので、そこはお忘れなく。

 

ここからは、もう少し専門的な話をしていきます。

 

皮脂を構成している成分は主に、

・トリグリセリド

・遊離脂肪酸

・ワックスエステル

・コレステロール

・スクアレン

です。

 

全部覚える必要はありませんが、皮脂には「スクアレン」が含まれている事だけは覚えておいて下さい。

 

このスクアレンは「酸化しやすい」という特徴があり、スクアレンが酸化すると「過酸化脂質」という物質になります。

 

過酸化脂質は、毛穴の周辺の角質細胞にダメージを与えて「不全角化」(角質が未熟な状態)を引き起こすのです。

 

そうなると、毛穴がどんどん開いていき「すり鉢状」の毛穴になってしまうのです!

 

 

そして、スクアレンを酸化させるのが「UV-A」なのです。

 

つまり、「UV-B」によって皮脂分泌が過剰になり、その皮脂に含まれているスクアレンが「UV-A」によって酸化されて過酸化脂質になり、結果的に毛穴がすり鉢状に開いてしまうと言うのが毛穴が目立つメカニズムです。

 

紫外線が毛穴を目立たせてしまう理由をお分かりいただけたかと思います。

 

日焼け止めを「毛穴止め」と呼ぼう!

日焼け止めは、その名前の影響で「日焼けを防ぐだけのものと勘違い」している人が多いですが、実際には日焼けを防ぐだけではなく、

 

・過剰な皮脂分泌を防ぐ

・スクワレンの酸化を防ぐ

 

ことでの「毛穴が目立つのを防ぐことが出来る化粧品アイテム」なのです!

 

毛穴に悩む方が急増してきた今の時代に、多くの方にこの情報をお伝えしたいです。