検索検索 ナビゲーション

サロン会員

初めての方へ ログイン

BJオンラインサロン
はじめました!

2020年に活躍した化粧品成分ランキング!

 
今回はいつもと趣向を変えまして、「とてもマニアック」な2020年に活躍した化粧品成分ランキングをお届けさせていただきます。
 
宜しければ最後までお読み下さい m(__)m
 
2020年のキーワードはなんといっても「コロナ」ですよね?
 
このコロナ対策では、「消毒」や「手洗い」が推奨されているのは言うまでもありません。
 
ご存知の方も多いと思いますが、消毒や手洗いアイテムに使われている成分で、「化粧品にも使用されているもの」は非常に多いです。
 
ですので、「化粧品でコロナ対策ができる」ものもあるのです。
 
コロナウイルスの構造は「エンベロープ」という膜に包まれており、このエンベロープを破壊することで、コロナウイルスをやっつけることが出来ます。
 
実は・・・
 
化粧品成分でも、エンペロープを破壊できるものがあるので、その「成分名を知る事」でコロナをやっつけることも可能です。
これを踏まえまして、2020年に活躍した化粧品成分ランキングを発表します!
 

ランキングスタート

【第3位】
ラウレス硫酸Na
 
ラウレス硫酸Naは、アニオン界面活性剤と呼ばれる「洗浄成分」です。
アニオン界面活性剤には、エンベロープを溶解する働きもありますので、コロナをやっつけることが出来ます。
 
アニオン界面活性剤で比較的よく使われるのがラウレス硫酸Naです。
シャンプーやボディソープなどによく使われる成分ですので、消毒液やハンドソープが無くなっても、この成分が配合されているシャンプーやボディソープで対応ができます。
 
 
【第2位】
水酸化K
 
水酸化Kは、アルカリ剤と呼ばれるものです。
この水酸化Kは、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸などの油と混ぜると、洗浄力が高い「ハンドソープ」などを作ることができます。
 
今年はハンドソープの需要が最も高かったと言えますので、水酸化Kはものすごく活躍した1年だったでしょう!
 
それでは、お待たせしました!
 
【第1位】
エタノール
 
エタノールの活躍は言うまでもありませんよね?
エタノールは、エンベロープを破壊する働きがありますので、手指消毒に最も使われています。
手指消毒の目的だけではなく、化粧品の有効成分を抽出する際の「溶媒」として使われたり、化粧品の清涼感を演出したりと、様々なシーンでかなり使われている成分です。
 
今年はコロナのせいで一時的に原料不足になり、化粧品を作れなくなった化粧品工場もありました。
 
ちなみに、防腐剤フリーの化粧品を作る際に、エタノールをたくさん配合して、防腐効果を出すこともありますので、もしも手指消毒をしたいのに、エタノールが無い時には、防腐剤フリーの化粧品を手に塗ってみましょう。
(もったいないですが)
 
という訳で、2020年に活躍した化粧品ランキングの第1位は、文句なしでエタノールに決まりました!