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はじめました!

免疫細胞を元気にする栄養素とは?

今回はコロナ禍で注目を浴びている「キラーT細胞」について投稿させていただきます。
 
毎回このサイトに来ていただいてる方はご存知かと思いますが、まずはキラーT細胞のおさらいをします。
 

キラーT細胞とは?

コロナなどのウイルスは細菌とは違い、自ら細胞を持っていないので、人間の「細胞の中」で増殖していくという特徴があります。
 
体内にウイルスが侵入してくると、まずはB細胞という細胞が「抗体」という武器を作って、ウイルスを倒します。
 
でも、ウイルスが細胞の中に入ってしまうと、抗体では倒せなくなります。
(抗体という武器が細胞内には届かなくなる)
 
そこで、キラーT細胞の登場です!
 
キラーT細胞はウイルスに感染してしまった「細胞そのもの」を破壊することで、ウイルスの増殖を防いでくれるのです!
(火災がそれ以上広がらないように、建物を壊す昔の「火消し」のイメージです)
 
 
ウイルスはB細胞が作る抗体と、キラーT細胞の働きによってやっつける事ができるのです。
 
そして、ここからが本題です!
 
まず、キラーT細胞には「記憶力」があり、一度侵入してきたウイルスの情報を覚えておけるので、次に同じウイルスが細胞内に侵入してきても、すぐにやっつけることが出来ます!
 
さらに、ウイルスが「変異」を起こしても、キラーT細胞はウイルス全体を標的にしますので、多少の変異ウイルスでもやっつけることが出来るのです。
 
この様なキラーT細胞の特徴を利用して、キラーT細胞を「人工的」に作り、コロナウイルスの治療薬を開発する研究が注目されています。
 
では、「キラーT細胞を元気にするにはどうすれば良いのか?」を栄養素の観点からお話します。
 
※あくまでキラーT細胞を元気にする話で、コロナを予防できるという話ではありませんので、そのあたりはご了承下さい。
 

キラーT細胞を元気にする栄養素

◆ビタミンA
ビタミンAが不足すると、キラーT細胞の機能が低下しますので、レバー、イカ、モロヘイヤ、人参、ほうれん草などを食べましょう!
 
◆ビタミンC
ビタミンCを摂ると、キラーT細胞の機能が高まりますので、赤ピーマン、ブロッコリー、キウイ、イチゴなどを食べましょう!
 
◆ビタミンB6
ビタミンB6が不足すると、キラーT細胞の反応が悪くなるので、レバー、ささみ、マグロ、カツオなどを食べましょう!
 
◆亜鉛
亜鉛が不足すると、キラーT細胞の数が減りますので、レバー、牛あかみ、牡蠣、ホタテ、しじみなどを食べましょう!
 
◆鉄
鉄が不足すると、キラーT細胞の機能が低下しますので、レバー、牛あかみ、しじみ、イワシ、アサリなどを食べましょう!
 
 
他にもありますが、キラーT細胞を元気にする代表的な栄養素を挙げさせていただきました。
 
もちろん、サプリメントで上記の栄養素を摂ることもお勧めです!
 
 
普段、何気なく食べている食事も、「キラーT細胞が元気になっている!」と思いながら食べてみるのも良いかもしれません。
ちなみに、レバーはキラーT細胞にとって良い栄養素が沢山含まれていますが、僕はレバーが苦手です・・・。