検索検索 ナビゲーション

サロン会員

初めての方へ ログイン

BJオンラインサロン
はじめました!

石油系オイルの真実

石油系オイルって聞くと、何となくお肌に悪いとか、刺激があると思う方はいらっしゃると思います。

という訳で今回は、嫌われがちな「石油系オイル」の本当の話をお伝えさせていただきます。

 

石油系オイルとは?

文字通り「石油由来」の油性成分のことを言いますが、正式名称は「炭化水素」と呼ばれるオイルです。

少し難しい話にはなりますが、炭化水素は炭素(C)水素(H)で構成されており、「水とは馴染まない」という特徴があります。

 

 

成分名では、

・ワセリン

・ミネラルオイル

・スクワラン

・パラフィン

・水添ポリイソブテン

などがあります。

(よく聞きますよね?)

 

石油系と聞くと、「何となくお肌に悪そう」とか「刺激があるんじゃない?」とか思われるかもしれませんが、実は化粧品に使われるオイルの中で、「最も安全なオイル」なんです。

 

化粧品成分の中で、お肌への刺激の原因となるのは、その成分に含まれている「不純物」である場合が多いのですが、炭化水素には不純物が含まれていませんので、最も安全なオイルと言えるのです!

 

なので、石油系って聞いても嫌わないで下さい。

 

そして、炭化水素はお肌に「油の膜を張る」ようなイメージで、皮膚内の水分を蒸発させないという働きと、外部からの細菌や花粉、ホコリなどの侵入を防ぐ働きがあります。

(強力なバリア機能があります)

 

敏感肌、アトピー肌には特にお勧め

「TEWL」という指標を聞いたことありますか?

これは「経表皮水分蒸散量」といって、お肌の「水分が蒸発していく量」を測定する数値のことを言います。

 

この数値が高い人は、お肌の水分が蒸発しやすい、つまりバリア機能が低下しているお肌(敏感肌、アトピー肌)と判断できるのです。

 

実は、炭化水素にはTEWLの数値を改善することが分かっています!

つまり、敏感肌やアトピー肌の低下してしまっているバリア機能を改善させてくれるのです!

 

なので、石油系って聞いても嫌わないで下さい。

むしろ、石油系を好きになって下さい。

 

という事で、敏感肌やアトピー肌の方には、炭化水素が多く配合された(全成分の3番目まで)クリームをお勧めして下さい。