今回は「筋トレ」をやりたくなる話をさせていただきます。
それは、筋トレをすることで「シワ・たるみ」を防ぐことができるという話です!
真皮の構造をおさらい
お肌の真皮には、
・コラーゲン
・エラスチン
・ヒアルロン酸
が存在していることで、皮膚の弾力を保つことができています。
上記3つは有名なので、ご存知の方が殆どかと思いますが、もう1つ大切な成分で「プロテオグリカン」というものがあります。
このプロテオグリカンが、真皮の水分をしっかりと「保持」してくれるお陰で、皮膚の弾力だけではなく、「柔軟性」も保つことができるのです!
ただ、加齢や紫外線、糖化などの影響で、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンの構造が壊れてしまうと、皮膚の弾力や柔軟性がなくなってしまい、シワやたるみを引き起こしてしまいます。
ここでお伝えしたいことは、シワ・たるみを防ぐには、プロテオグリカンも大切という事です!
プロテオグリカンの邪魔をする成分
「バイグリカン」という物質を聞いたことありますか?
バイグリカンはプロテオグリカンの「一種」で、バイグリカンが多い人のお肌は、「弾力」や「真皮の厚み」を持たせてくれるため、シワやたるみを防ぐことが出来ます!
(バイグリカンが少ない肌は、真皮が薄い=弾力がない肌と言われています)
ただ・・・
血液中に
・ジメチルグリシン
・CCL28
・CXCL4
という成分が多いと、バイグリカンの体内での産生を「抑制」してしまうのです。
※成分名は覚える必要はありません。
※こんな「悪い働き」をする成分があるということだけ覚えておいて下さい。
なので、シワやたるみを防ぐには、血液中のジメチルグリシン、CCL28、CXCL4という「悪者成分を少なく」して、バイグリカンが作られやすい様にする必要があります。
では、どうやって血液中の悪者成分を少なくできるのでしょうか?
バイグリカンを増やす方法
化粧品大手の「ポーラ」さんの研究によると、「筋トレ」をすると、血液中のジメチルグリシン、CCL28、CXCL4が減少して、バイグリカンが増えることが分かったのです!
そのメカニズムは、
①筋トレをする
②血液中のジメチルグリシン、CCL28、CXCL4が減る
③バイグリカンが産生される
④真皮の厚みが増える
⑤シワ、たるみを防ぐ
という研究結果です。
つまり、筋トレをするとシワやたるみを防ぐことが出来るのです!
さあ、今日から筋トレを始めましょう!